新中期経営計画策定のお知らせ
この度、三菱アルミニウム株式会社(取締役社長:半沢正利、本社:東京都港区二丁目3番3号)は、2014年度から2016年度までを対象とする、新たな「中期経営計画」を下記のとおり策定いたしましたので、お知らせいたします。
記
1.中期経営計画の概要と基本方針
現在、当社では、円安の進行や原発の稼働停止等に伴って上昇したエネルギーコストに対処するため、生産性の向上やコスト改善に向けた取り組みを行っております。また、海外事業では、MA EXTRUSION INDIA社(インド。以下、IMAX社)が来年の操業開始に向けて準備を進めているほか、グループ会社のTHERMALEX社(米国)およびMUANG-MAX社(タイ)でも現地の旺盛な需要に応えるため、設備増強を進めております。
このような状況の下、当社は、2014年度から2016年度を対象とする新たな中期経営計画を策定し、三菱アルミニウムグループの基本方針を
国内事業の収益安定化と熱交材事業(板、押出)の海外展開推進
と定めました。
当社は、日本国内においては、前年度に引き続き生産性の向上やコスト改善に取り組み、国内事業の収益安定化を図ってまいります。また、海外においては、IMAX社の立ち上げや熱交換器用板材のグローバル供給体制の確立に取り組み、当社グループの熱交材事業の更なる拡大を目指していきます。
2.各事業における事業方針
前述の基本方針の下、板・箔・押出の各事業において、以下の事業方針に沿って事業活動を展開してまいります。
圧延事業 | ① 鋳造・板・箔・箔加工(㈱エムエーパッケージング)の連携を活かした生産販売体制の確立 ② 熱交換器用板材のグローバル供給体制の確立 ③ 箔分野での戦略製品とニッチ市場製品の拡充および産業資材向けの増加で収益安定化 |
押出事業 | ① 熱交換器用アルミニウム押出チューブでダントツ世界No.1 ② 富士製作所(押出工場)のマザー工場機能強化 |
3.経営目標(売上高・経常利益)
2013年度実績 | 2016年度目標 | |||
売上高 | 経常利益 | 売上高 | 経常利益 | |
単 体 | 666億円 | 9億円 | 641億円 | 22億円 |
連 結 | 1003億円 | 20億円 | 1050億円 | 38億円 |
4.本件に関するお問い合わせ先
総務部総務・人事グループ 石川 (電話:03-3769-0111)
以上