海外グループ会社における押出プレス増設について
三菱アルミニウム株式会社(社長:半沢正利、本社:東京都港区芝二丁目3番3号)は、当社グループ会社で熱交換器用アルミニウム押出チューブ(以下「押出多穴管」)の製造・販売を行っている、米国 THERMALEX,INC.(以下「TMX社」、所在地:アラバマ州モンゴメリー市)およびタイ国 MUANG-MAX(THAILAND)CO.,LTD.(以下「MMAX社」、所在地:バンコク市郊外)において、押出プレスを各1基増設し、2014年の後半より商業生産を開始することを決定しました。投資金額はTMX社が約9.5億円、MMAX社が約7.9億円です。
また、今回の増設により、生産能力はTMX社が約13,000トン(現行比約3,000トン増)、MMAX社が約7,200トン(現行比約2,400トン増)となります。
北米および東南アジアにおいては、自動車の生産台数が毎年4~6%前後増加することが見込まれているほか、冷暖房空調設備のアルミ化も進んでおり、押出多穴管の需要が今後も拡大していくことが予想されます。
このような状況のもと、TMX社およびMMAX社が供給する押出多穴管は、お客様より品質レベルを高く評価されており、今後も、受注量の増加が予想されるため、今般、生産能力を増強することとしました。
なお、当社グループでは、同事業において中国江蘇省(蘇州菱富鋁業有限公司)にも製造・販売拠点を設置しており、日本を含めた4極体制にてグローバルな製品供給を行っております。今回、需要が旺盛な米国およびタイ国拠点の生産能力増強を図ることにより、同事業分野における競争力をより一層強固なものにしてまいります。
設立 | : | 1985年11月 | |
所在地 | : | 米国アラバマ州モンゴメリー市 | |
資本金 | : | 35,000米ドル(但し、これの引受価額1,120万米ドル) | |
出資比率 | : | 当社100%出資 | |
代表者 | : | Michael Brotherton(社長) | |
従業員数 | : | 約210名(2013年3月末時点) | |
生産能力 | : | 約13,000トン/年(押出プレス増設後) | |
売上高 | : | 約60億円/年(2012年度実績) | |
現設備 | : | 押出プレス5基及び付帯設備 | |
新設備 | : |
3,000トン・ビレット径8インチの押出プレス及び付帯設備 なお、No.1押出プレスは本起業により廃棄予定 |
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生産開始時期 | : | 2014年11月を予定 | |
事業内容 | : | 熱交換器用アルミニウム押出多穴管の製造・販売 |
設立 | : | 1997年6月 |
所在地 | : | タイ国バンコク市郊外 |
資本金 | : | 210,000千バーツ |
出資比率 | : | 当社50%出資(現地法人分17%を含む) |
代表者 | : | 工藤 元(社長) |
従業員数 | : | 約230名(2013年3月末時点) |
生産能力 | : | 約7,200トン/年(押出プレス増設後) |
売上高 | : | 約30億円/年(2012年度実績) |
現設備 | : | 押出プレス2基及び付帯設備 |
新設備 | : | 3,000トン・ビレット径8インチの押出プレス及び付帯設備 |
生産開始時期 | : | 2014年8月を予定 |
事業内容 | : | 熱交換器用アルミニウム押出多穴管の製造・販売 |
以上
お問い合わせ先: 三菱アルミニウム株式会社
総務部
(TEL : 03-3769-0111)