三菱アルミCSR報告書2013
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8Corporate Social Responsibility Report 2013Environment Reportアルミニウムの代表的な加工製品の一つであるアルミ缶は、溶解して再生し、何度でも再びアルミ缶として利用することが可能です。当社は、アルミ缶の元となるアルミニウム板(缶材)を製造するだけではなく、アルミ缶のリサイクルにも取り組むことが社会、地球環境に対して果たすべき使命であると考えています。このため当社は、同じ三菱マテリアルグループの会社と協力して、使用済みアルミ缶を再生し、再びアルミ缶として世に送り出す、CAN to CANリサイクルシステムを構築しています。アルミ缶リサイクルフローにつきましては裏表紙をご参照ください。アルミ製品を製造するには、多くの物質が使用されます。当社では、資源・エネルギーを有効に使用すると同時に、製造の過程で排出される廃棄物の量を最小限のものとすべく、流れを把握し、常にチェックを行っています。当社富士製作所(静岡県裾野市)では、CAN to CANリサイクルシステムの一環として、また、地域社会に対する企業の貢献活動のひとつとして、近隣住民、自治体、ボランティアの皆様が集めた使用済みアルミ缶の回収受け入れを続けています。最近5年間の回収実績は次の通りです。アルミ缶のリサイクル・物質フロー アルミニウムは、その再生の容易さと高い還元率から、循環型社会を代表する金属であると言えます。日本における飲料用アルミ缶のリサイクル率は高く、2012年度のリサイクル率は、94.7%※に達しています。当社では、このリサイクルされるアルミニウムだけでなく、製造の過程で使用、排出されるその他の物質についても、厳正な管理を行い、環境負荷の低減に努めています。※アルミ缶リサイクル協会発表資料より当社におけるアルミ缶リサイクル活動の位置付け物質フロー地域からのアルミ缶回収主に鋳造炉や圧延機等の稼働に用いる電力・石油・LNGです。当社は、省エネと共に、CO2排出削減のために、燃料のLNG化を推進しています。総エネルギー34億MJ(原油換算で約9万㎘)製品の原料となる、地金などです。当社では、原材料の多くに再生塊や繰返材、UBC(アルミ缶)といったリサイクル材を活用しています。原材料投入量合計13万トン主に機械の冷却と製品の洗浄に使用します。水は平均4回使用した後、処理を行い、放流します。水使用量合計500万㎥主にアルミを溶かす為に火を燃やすとき発生します。当社では、法令による排出基準をクリアすると同時に、独自で基準を設け、遵守し、更なる削減に努めています。大気への排出量SOx NOx ばいじん VOC3トン167トン17トン10トン水域への排出量BODCODリン窒素4.9トン4.4トン0.8トン3.5トン主に汚泥です。 当社は廃棄物の再資源化から廃棄量の削減へと、取り組みの重点をシフトしています。廃棄物(有価含む)合計 9,107トン有害化学物質の移動合計 854トン生産回収INPUTOUTPUT物質フロー図2,6042,8802,8103,5402,9345001,0001,5002,0002,5003,0003,5004,0000(千缶)‘08‘09‘10‘11‘12(年度)■アルミ缶回収量推移

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