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2016年(平成28年)4月1日
三菱アルミニウム株式会社
取締役社長 浜地昭男

平成28年度 入社式挨拶(要旨)

入社おめでとうございます。新しく社会人として第一歩を踏み出された皆さんを三菱アルミニウムの一員として迎えることは大きな喜びです。当社の役員・社員を代表して、皆さんの入社を心より歓迎します。私自身も、本日、当社に入社し、代表取締役社長に就任しました。立場は違いますが入社同期生です。当社の発展のために一緒に頑張っていきましょう。

さて、世界の株価が去年末から急速に下がっています。これは中国経済の先行きが不透明になったことに端を発し、先進国でも経済の牽引役と期待されていた米国の経済がさほど強くないという予想から値が下がっているものです。経済専門家の中には世界経済の停滞は当面続くと予測する人も増えています。

事業環境を見てみますと、欧米企業は医薬品や航空宇宙産業、IT関連等の製品で独創性と優位性を持っています。一方、隣の中国は米国に次ぐ世界第2位の研究開発費を投じて先端分野の研究開発を行うとともに、世界的に需要が伸びると期待される分野で巨額投資を行い、最新鋭の大型設備の導入と大量生産で、コスト競争力を高めています。これらはアルミニウム圧延事業でも同様で、価値の高い製品分野では欧米企業が強く、一般品の分野では中国企業が相当な力をつけてきており、日本企業はこれらのライバルに対抗していかなければなりません。経済環境は激変し、企業間競争は厳しくなっています。

このような状況の中、当社は従前から一貫して、環境変化にしなやかに対応できる体制を構築すること、そして、海外市場での拠点拡充により成長を目指すことを戦略として掲げ、事業展開してきました。私もこの路線を継承し、発展させていきたいと考えています。また、これらに加え、お客様に頼られる会社になるべく、営業力、製品の開発力を強化し、多様な製品を高い品質で安定的に供給できる生産体制を構築していくことを目指します。新入社員の皆さんにも当社を取り巻く状況に常日頃より気を配っていただき、自分が何をすべきか、何ができるかを考え、それぞれの立場で力を発揮していただきたいと思います。

次に、社会人生活をスタートする皆さんに心掛けていただきたいことを3点申し上げます。

第1は安全と健康を最優先にすることです。大きな怪我や病気をしますと、皆さん個人だけでなく、家族の安定した生活や幸せを実現することができません。社員ひとりひとりが健康で充実した生活を送れなければ、会社で仕事に全力投球をする、会社を発展させることができなくなります。職場での安全を確保し、毎日笑顔で元気に帰宅し、家族に囲まれて心豊かな日々を送ることができるようにすること、これは会社の責任でもあり、皆さんの義務でもあります。

第2は社員として誇りを持ち責任ある行動を取っていただきたいということです。当社は第2次世界大戦の終了後、日本経済が成長し始めたころ、三菱グループ主要各社の出資により発足し、以来、先輩の皆さんのご努力によって、アルミニウム圧延業界、お客様、地域社会において信頼される会社として発展してきました。当社の一員となったことに誇りを持つとともに、今後は社員として、社会人として責任ある行動を取ってほしいと願っています。

3番目は日々自己研鑽に努めるということです。ダーウィンの進化論というものを聞いたことがあると思いますが、これは環境変化に対応しないと生き残れない、適応できたものだけが生き残るという考えで、適者生存の法則とも言われています。先程申し上げた通り、事業環境は大きく変化しています。常日頃から自己研鑽に努め、内面を充実させることで、職場や地域の中でいつも溌剌として輝いている皆さんであってほしいと願っています。

最後に、皆さんが本日入社されたことを心から歓迎し、また、今後は社会人、そして当社社員として成長されることを楽しみにしていることをお伝えし、歓迎の挨拶とします。

以上

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