2015年(平成27年)12月10日
三菱アルミニウム株式会社
MA EXTRUSION INDIA PVT., LTD.が開所式を開催
三菱アルミニウム株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:半沢正利)の100%子会社であるMA EXTRUSION INDIA PVT., LTD.(本社:インド グジャラート州アーメダバード市、社長:長谷川伸幸、以下「IMAX」)は、去る12月4日(金)に開所式を開催しましたので、お知らせいたします。
三菱アルミニウムグループでは、自動車およびエアコン向け熱交換器用アルミニウム押出チューブ(以下、「押出多穴管」)を日本、米国、タイおよび中国の4か国で製造し、世界各国に供給しておりますが、押出多穴管のグローバル供給体制をより一層強固なものとするため、2013年9月にインドで製造販売会社IMAXを設立して商業生産に向けた準備を今日まで進めてまいりました。同国内で唯一、あらゆる仕様に対応可能な熱交換器用押出多穴管を製造できるIMAXは、最新鋭の押出プレス1基と切断機等の付帯設備一式を有しており、年間生産能力は2,700トン、操業開始から5年目となる2019年度には年間売上高約20億円を見込んでおります。
開所式には政府関係者やお客様等合計140名を招待し、式典で挨拶に立った当社の半沢社長は「IMAXの新工場が無事に竣工し皆様にご披露できますのも、ひとえにご支援、ご協力いただいております関係各社の皆様、そして工事に携わってくださった皆様のご尽力の賜物と心から感謝申し上げます。先月30周年を迎えた米国の工場のように、IMAXがこれからインドで歴史を重ね、大きく飛躍してほしいと願っております。最新設備を導入し、よりクオリティの高い製品を提供してまいりますので、これまで以上にご期待ください。」と述べました。
当社グループは、今中期経営計画(対象期間:2014年度〜2016年度の3カ年)の基本方針のひとつに「熱交換器材事業の海外展開推進」を掲げており、昨年は米国およびタイの拠点で押出プレスの増強も図っております。お客様のニーズにお応えできるよう、三菱アルミニウムグループは熱交換器材のグローバル供給体制の強化に引き続き努めてまいります。
社 名 | : | MA EXTRUSION INDIA PVT., LTD.(通称IMAX) | |
代表者氏名 | : | 社長 長谷川伸幸 | |
所在地 | : | グジャラート州アーメダバード市マンダル日本企業専用工業団地 | |
資本金 | : | 800百万ルピー(約14.2億円) | |
従業員数 | : | 約80名 | |
面 積 | : | 敷地面積 約41,600㎡、建屋面積 約 8,800㎡ | |
主要設備 | : | 押出プレス(2,750トン、ビレット径8インチ)および付帯設備 | |
商業生産開始 | : | 2015年12月 | |
年間生産能力 | : | 2,700トン | |
生産品目 | : | 自動車およびエアコン向け熱交換器用アルミニウム押出チューブ |
IMAXの外観
IMAXの押出機
開所式で挨拶する半沢社長
押出多穴管
以上
お問い合わせ先:三菱アルミニウム株式会社
総務部 石川
(TEL:03-3769-0111)