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2014年(平成26年)4月1日
三菱アルミニウム株式会社
取締役社長 半沢正利

平成26年度 入社式挨拶(要旨)

新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
 皆さんの入社を心から歓迎するとともに、数ある企業のなかから当社を選んでくれたことに感謝いたします。

現在、世界的に省エネルギーや環境保全に対する意識が高まっていますが、社会が持続的に成長していくためには環境・エネルギー分野についての配慮が不可欠です。皆さんがこれから取り組んでいくことになるアルミニウムは、軽量でリサイクル性に優れ、環境保護や循環型社会に貢献しているだけでなく、高い熱伝導度と電気伝導度を有しており、エネルギー分野でも広く利用されていくことになる将来性のある素材です。
 当社の事業は環境にやさしいという特徴を持つアルミニウム製品を、幅広く社会に提供していく重要なものです。当社の事業に誇りを持って社会に貢献していただきたいと思います。

皆さんが社会人としてスタートを切る本年は、景気回復の本格化が期待される一方で、エネルギーコストの上昇や消費増税の影響、さらには海外情勢の不安定化等のネガティブな要素も沢山あり、経済、社会の状況は必ずしも楽観できません。
 当社においても、業績向上のため、社員一人ひとりが担い手となり全員参加で構造改革に取り組んでいるところです。今後、当社の一員としてそれぞれの目標の実現に向けて活躍されることを期待しております。

さて、社会人としての第一歩を踏み出すにあたり、皆さんにお願いしておきたいことを三つ申し述べておきます。

一つ目は学ぶ姿勢をずっと持ち続け、自己研鑽に努めていただきたいということです。
 「企業は人なり」と言われますが、企業の競争力は、突き詰めれば、皆さん一人ひとりの能力の集合によって支えられています。皆さんはそれぞれの配属先で、さまざまな業務を経験することと思いますが、まずは高度な専門知識や技能を習得され、その分野での問題解決能力の高いプロフェッショナルになる事を目指して下さい。
 また、当社では様々な教育支援制度を整備しています。余裕ができたら、ぜひ、こういう制度を利用して通常の業務以外の分野の自己研鑽にも努めていただきたいと思います。

二つ目のお願いは、「まずその分野のプロを目指す」ということとは相反するようですが、常に幅広い視野を持っていていただきたいということです。
 国内業界でも昨年10月に古河スカイ社と住友軽金属工業社が統合してUACJ社が誕生するなど、目まぐるしい変化が続いています。また、当社も海外展開を加速していますが、日本のアルミニウム事業も成長の主戦場は海外となってきています。
 そのような中、変化の激しいグローバルな市場で勝ち残り、将来にわたって存在感を示し続けるためには、皆さん一人ひとりが世界全体を見渡す広い視野を持ち、既成概念にとらわれないチャレンジ精神をもって仕事に取り組んでいただくことが重要だと思っています。

三つ目のお願いは、変化を恐れず、スピード感をもって仕事に取り組んでいただきたいということです。動きの激しい現在、市場環境、顧客動向など、自身の職務に係わる全ての変化を的確に察知し、それに先んじて行動することが求められます。ドラッカーを引き合いに出すまでもなく、環境に応じて変化を続けられない企業は衰退してしまいます。
 皆さんはこれからいろいろな仕事をしていくことになりますが、変化をおそれず、変化に向き合って、スピードを意識して業務に臨んでいただきたいと思います。

最後に、社会人としての基本は、まず健康であることです。健康管理に努め、明るく幸せな会社生活を送って下さい。アルミニウムの未来は、先ほどの社歌の歌詞にもあるように燦(さん)と輝いています。皆さんが健康に、明るく、我が社を通じて社会に貢献して下さることをお祈りして、私の挨拶といたします。
 今日は本当におめでとう。

以上

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