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平成24年4月2日
三菱アルミニウム株式会社
取締役社長 吉村 寛範

平成24年度「入社式」社長挨拶

昨年は、3月11日の東日本大震災・巨大津波で引き起こされたサプライチェーン分断による自動車産業の需要減、原発事故による電力削減、欧州の財政・金融危機、中東の政治危機、世界同時株安、記録的な円高による輸出産業のダメージ、10月のタイ大洪水により、自動車・家電業界のサプライチェーンが再度分断され、電子・半導体関係の企業における大きな赤字決算の見通しなど、まさに試練の連続の年でした。 皆さんが社会人としてスタートする本年は、海外での緊張が続き、国内では電力問題、円高、需要減退等厳しい状況下で多くの企業が事業の再建を模索する正念場となる年です。 現状打破のために、さまざまな施策が検討・実行されていきますが、新入社員の皆さんも厳しい足許だけを見て萎縮することなく、将来のあるべき姿を想い描いて、現状の課題克服と将来の目標に向かって、積極的に発言し、行動していただきたいと思います。

本日皆さんが当社の社員としての第一歩を踏み出すにあたり、私から皆さんにお願いしたいことがあります。

一つ目は、学ぶ姿勢を持ち続け、自己研鑽に努めていただきたいということです。 「企業は人なり」の言葉に表されるように、企業の競争力は皆さん一人ひとりの能力によって支えられています。 皆さんは、それぞれの配属先で、これからさまざまな業務を経験されることと思いますが、“問題解決能力の高いプロフェッショナルになるとの気概を持ち、高度な専門知識や技能を継続的に習得され、その道を究めること”を期待します。 当社では「社員皆教育制度」があり、全ての社員が等しく自身の能力を高めるチャンスを用意しております。 個々人の力を向上させることは、そのまま企業の成長力の強化につながります。 ぜひ、学ぶ姿勢を持ち続けていただきたいと思います。

二つ目は、幅広い視野を持っていただきたいということです。 当社は同業他社や他の素材メーカーと競争し、付加価値の高い材料を求めて商品開発を続けています。 競争は、日本にとどまらずグローバルな世界の市場で行われています。 グローバルな市場で勝ち残り、当社の将来の目標を達成するためには、皆さん一人ひとりが、個人の視点だけでなく、世界全体を見渡す広い視野を持ち、“既成概念にとらわれずチャレンジ精神をもって仕事に取り組んでいただくことが重要”だと思っています。

三つ目は、緊急度と重要度を理解して、スピード感をもって仕事に取り組んでいただきたいということです。 めまぐるしく変化する経済、顧客動向、そして自身の職務を含む全ての変化を的確に察知し、他に先んじて行動することが求められます。 皆さんはこれからたくさんの仕事をしていくことになりますが、“各々の仕事の緊急度と重要度を整理して、緊急度と重要度の高い仕事はとくにスピードを意識して業務に臨んでいただきたい”と思います。  日本でのものづくりが難しくなっている昨今ですが、皆さんにお願いした三つの心構えを持って業務に当たっていただければ、当社は力強く成長していけると思います。

また、社会人としての基本は、まず、心身ともに健全であることです。 自分にも周りの人にもストレスを与えず、存在意義を感じることができる仕事ができ、充実した会社生活がおくれることを願って、私の挨拶とさせていただきます。

以上

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