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平成22年1月6日
三菱アルミニウム株式会社
取締役社長 矢尾 宏

平成22年年頭社長挨拶

明けましておめでとうございます。 今年は3が日とも好天に恵まれましたが、皆さんご家族お揃いで輝かしい新春を迎えられたことと思います。

まず、昨年を振り返りますと、世界経済は、一昨年の米国サブプライムローンの破綻に端を発した金融危機から未曾有の不況に翻弄される中で、世界各国ともそこから脱却すべく、全力を挙げてあらゆる対策を講じました。 その結果、中国、インド等の新興国は回復も早く、既に成長基調に転じました。欧米諸国についても復調過程にある中、日本は後塵を拝し、依然厳しい状況に推移いたしました。

アルミ圧延業界におきましても、最悪時の操業30〜40%減という状況は脱却したものの、総需要は340〜350万トンと予想され、対前年比80%程度で推移しています。 今後さらに回復するかどうか極めて不透明な厳しい状況にありました。

このような厳しい環境下、当社は企業体質強化に向けての諸施策を強力に実行いたしました。 まず、三菱アルミグループ全体での事業構造改革に取り組み、エムエーパッケージング社・エムエーホイル社の箔加工事業統合、立花金属工業社押出事業再編、エムエーファブテック社溶湯鍛造事業の撤退、熱交換器事業の集約を実行いたしました。 次に組織構造改革として、本社組織改編による事業責任の明確化や業務効率化とともにマーケティング機能強化を推進いたしました。 さらにコスト構造改革として、コストダウン等を中心とする数次に亘る緊急対策を策定し、社員の皆さんの強力な理解と協力のもとに、年間約50億円に上る収益の底上げを達成しています。

今年の日本経済の状況は、昨年後半に若干明るさが見え始めたものの、デフレ、円高の進行による経済の腰折れ、二番底のおそれが言われ始め、引続き予断を許さない状況となっております。

このような事業環境のもと、今年当社が重点的に取り組むべき課題として次の2点があげられます。
 ①最大限のホットフィニッシャー効果発揮
 ②企業体質強化に向けた成長力強化と競争力強化の諸施策推進
であり、これらはテーマ毎の担当役員・コアメンバーを中心に、本年度はスピードを上げて、具体的な目に見える効果を出して行かなければなりません。

成長力強化の諸施策の中で、私が特に重要と考えているのは「人材育成」です。「企業は人なり」の言葉通り、販売・生産・開発をはじめ全ての事業活動を行なうキーはまさに人であり、人材のレベルアップとマネージメントは最重要な課題です。 今年は「社員皆教育制度」を立ち上げて、新人−管理職−経営者への流れの中で、教育は全ての社員の権利義務と位置付けて推進していきます。

政治、経済、社会が大きな変化を遂げている中で、良き社風や伝統は変わらず持ち続けなければならないものです。 社員のみなさんには ①自信と誇りをもって仕事をする ②会社の資産を個人の資産と同様に大切に扱う ③今日中にできる仕事は明日に持ち越さず、スピード感を持って仕事に当たる の三点について、私が社長を務めている間は繰り返し申し上げ、当社の文化、社風、DNAに結び付けていきたいと考えています。

本年の会社方針は、「グループの総力を結集し 企業体質を強化しよう!」であります。 グループの全社員がそれぞれの持ち場において力、責任を発揮することにより企業体質を強化して、収益力の強い会社にしていこうというものです。 私が尊敬するアメリカの大統領ジョン・F・ケネディは、かって「あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか」と言いました。 私は社員一人一人に問いたい。「会社が社員に何をしてくれるかではなく、社員一人一人が会社のために何ができるかを!」考え、実行する時です。

最後になりますが、やはり私たち全員が健康と安全第一で1年を過ごすことが最重要であります。 本年が、三菱アルミニウムグループにとっても、従業員の皆さんにとっても、非常に充実した輝かしい一年になることを祈念し、年頭の挨拶とさせていただきます。

以上

お問い合わせ先: 三菱アルミニウム株式会社
総務部
(TEL : 03-3769-0111)

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